特定名称酒に該当しない日本酒を普通酒と呼ぶ
特定名称酒とは
特定名称酒は原料や精米歩合、製法などの規定により8つに分類されます。
- 本醸造酒
- 特別本醸造酒
- 純米酒
- 特別純米酒
- 吟醸酒
- 純米吟醸酒
- 大吟醸酒
- 純米大吟醸酒
上記以外を普通酒と呼ぶ
もちろん日本酒を名乗る定義に収まっていればの話ですが、それらを普通酒と呼びます。一般的には低コストで製造するため低等級の米を使用し、精米歩合が高く、添加物を加えています。
普通酒は低品質とは限らない
酒造によっては普通酒でも吟醸酒レベルの精米歩合まで削った米を使用しています。高級品種の米ではあるが外観に問題があり規格外となった米を使用したものもあります。これらは酒造のブランド戦略も絡んできます。また規定に縛られない日本酒造りができるため、中には未来の名酒が隠れているかもしれません。